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鳥羽の火祭り(鳥羽神明社)|お祓い~みそぎ|愛知県西尾市

●天下の奇祭「鳥羽の火祭り」とは?

 

愛知県西尾市鳥羽町の「鳥羽神明社」に、平安時代(約1200年前)から伝わる、国の重要無形民俗文化財。

正式には「鳥羽大篝火」(とばだいかがりび)と呼ばれ、毎年2月第2日曜日に行われ、その年の天候、豊作不作を占う神事(火祭り)です。

燃え残った竹で箸を作り、食事をすると歯の病気にかからないといわれ、燃え残りを持ち帰ることもできます。

 

※祭りの起源は、由緒記録等が焼失しており不詳ですが、約1200年前と伝えられています。

 

↓鳥羽の火祭りの様子です。

天下の奇祭鳥羽の火祭りで、すずみに登るねこ

(撮影:2017年2月12日(日))

 

「福地」(ふくじ)が勝てば豊作で、「乾地」(かんじ)が勝てば干天が続いたり異変が起こると伝えられています。

鳥羽の火祭りのシンボルである、大きな松明(たいまつ)「すずみ」は、竹や萱(かや)などで作られ、大きさは高さ5メートル、重さ2トンもあります。

 

※「福地」(ふくじ)と「乾地」(かんじ)とは?

鳥羽神明社の西にある宮西川を境に地区を東西に分け、西を「福地」、東を「乾地」と呼ぶ。それぞれの地区から、25歳の厄男である「神男」(しんおとこ)を1名ずつ選びます。

 

↓この「すずみ」の中には「神木」と一年を表す「十二縄」が納められ、祭りの前日午後1時から氏子たちの手によって境内に、2基作られます。

天下の奇祭鳥羽の火祭りのすずみ

(鳥羽神明社の参道(西側)より撮影)

 

●お祓い(14時~)

 

↓14時から、鳥羽の火祭りの代表者を中心に、神主さんによるお祓いを受けます。

鳥羽の火祭りでお祓いを受ける

鳥羽の火祭りでのお祓い風景

↓鳥羽神明社内に場所を移して、お祓いは続きます。

愛知県西尾市、鳥羽神明社の外観

鳥羽神明社の社内でお祓いを受ける人たち

●子供神輿&餅まき

 

↓神主さんによるお祓いが行われている間に、子供神輿(みこし)が3基(台)戻ってきました。

鳥羽の火祭りの子供神輿

ほどなく、地域の子供たちを対象にした餅まきが行われ、子供たちの歓声が境内に響いていました。

 

●「みそぎ」に出発(15時頃)

 

15時頃、海での「禊」(みそぎ)に向けて、鳥羽神明社から出発。

 

↓写真、手前から2人目と3人目が、2017年の「神男」です。

鳥羽の火祭りの神男たち

手前から2人目、竹の棒(御幣(ごへい)という)を担いでいる男性が「乾地(東)」。3人目が「福地(西)」の神男です。

神男は火祭り前の3日間、神社に籠り斎戒木浴(さいかいもくよく)をして身を清めます。

火祭りの当日は、15時より、神男と奉仕者たちはお祓い(おはらい)をうけて海での「みそぎ」に出発し、裸で海に入り身を清めます。

 

※御幣とは、神様への捧げ物の一種のこと。

 

※斎戒沐浴とは、神聖な仕事に従事したりする前に、飲食や行動を慎み、水を浴びて心身を清めること。

 

↓みそぎ会場の鳥羽海岸まで、この様に隊列を組み、市街地を歩いて向かいます。

鳥羽の火祭りで海での禊に向けて出発する一行

↓このあと寒風の中、裸で海へと入り身を清めます。そのため、景気づけに、お神酒を一杯交わしながら海へと向かう一行。

鳥羽の火祭りで海での禊の途中でお酒を飲む一行

↓みそぎ会場まで約200mのところで、思わぬハプニングが!

鳥羽の火祭り、鳥羽川で後進する乗用車

河川沿いの細い道(乗用車同士が、ぎりぎりすれ違える程度の道幅)に、誤って海岸側から侵入してきた乗用車と遭遇。あわや火祭りの進行に影響が出そうでしたが、警察官に誘導されてバックしていきます。

 

↓乗用車の運転手さんも、目の前に突然、この様に200mはあろうかと言う隊列が押し寄せてきて、さぞかしビックリしたことと思います。

鳥羽の火祭り、みそぎの行列

↓みそぎ会場に到着。海へと向かう順番に、整列しなおしました。

鳥羽の火祭り、みそぎ会場に到着

↓神男2人を先頭に隊列を組んで、海での「みそぎ」に勢いよく突進します。

鳥羽の火祭り、海でのみそぎに突進

↓遠浅すぎて、歩けど歩けど、首まで海に漬り、御幣(ごへい)を洗い落とせません。

鳥羽の火祭り、鳥羽海岸、遠浅な海

↓焚火を焚いて、海での「みそぎ」を終えて帰ってくるのを待ちます。

鳥羽の火祭り、禊会場、焚火

↓20分くらい待ったでしょうか?ようやく神男と奉仕者が、陸へ帰ってきました。

鳥羽の火祭り、海岸で焚火にあたる神男たち

我先にと焚き火で暖をとり、冷え切った体を温めます。

 

↓海でのみそぎを終えて、鳥羽神明社へと帰る奉仕者たちの隊列。

鳥羽の火祭り、鳥羽神明社へ帰る奉仕者

↓無事、鳥羽神明社に戻ってきました。

鳥羽の火祭り、神明社に帰った奉仕者たち

いつの間にか、屋台も並んでいて、お祭りの雰囲気が盛り上がってきました。

 

↓帰りは、乾地(東)の神男が御幣を持って、鳥羽神明社へと戻ってきました。

鳥羽の火祭り、御幣を持つ乾地の神男

↓奉仕者(ネコ)たちの後ろ姿。

鳥羽の火祭り、奉仕者たちの後姿

【鳥羽の火祭り関連ブログ】

天下の奇祭 鳥羽の火祭り~本編~

写真撮影スポット

 

◆鳥羽の火祭り情報◆

◇場所:鳥羽神明社
◇住所:愛知県西尾市鳥羽西迫89番地
◇駐車場:合計500台(ふるさと公園100台、その他2か所400台)
◇問い合わせ先:西尾市観光協会(0563-57-7840) ※受付時間:9:30~16:30(年末年始を除く)

 

↓禊(みそぎ)は、この海岸で行われます。

 

※投稿日:2017年3月1日

 

※皆さんのお役にたてるよう、熟慮の末の記事です。どうか写真を含め無断転載はご遠慮ください。

 

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2017-03-01 | Posted in スタッフブログ