カップヌードルミュージアム大阪池田|マイカップヌードル作り
「カップヌードルミュージアム大阪池田」に行ってきました。チキンラーメン作り体験が終わった後、もう一つのメインイベント「マイカップヌードル作り」を楽しみました。
【マイカップヌードルファクトリー】
↓マイカップヌードル作りは予約不要です。1食300円です。
カップヌードルはさすがに、麺から作る体験はありません。スープと具材を自分の好きな組み合わせで選んでパックしてくれます。
↓チキンラーメン作り体験(1日4回、予約制)が終わってすぐだったので、1階のマイカップヌードルファクトリーは体験後の人たちが押し寄せ行列していました。
終了直後は混むので、この時間帯を避けることをおススメします。
まず、自動販売機で専用カップを買います。
↓アルコールで手を消毒します。
↓カップに絵を描きます。
↓お絵かき完成。
↓トッピングの順番を待ちます。
↓カップに麺をセットする機械です。こちらが、安藤百福さんの考えた「逆転の発想」の過程です。
機械を使って、カップに麺を入れる工程がうまくいかず失敗続きだった安藤百福さん。ある日、天井がひっくり返る夢をみて、麺の上にカップを載せればいいんだ!とひらめきました。
このハンドルが持っているのはカップで、下に麺が待ち構えています。ハンドルをくるっと1回転。かぽっとハマった瞬間が実に気持ち良かったです。
↓スープを4種類から1つ、具材を12種類から4つ選んで、トッピングしてもらいます。味の組み合わせは、5,460通り!
↓スープはシーフードを選び、具材は、カニカマ、特別チャーシュー、コロ・チャー、ガーリックチップを選びました。
どんな味なのか、楽しみです。
↓カップに蓋をして、シュリンク包装してもらいます。
↓熱を加えて密着させる機械の中を通します。
↓出てくる瞬間をとらえました!
↓引き取り完了!
↓エアパッケージに空気を入れます。
↓マイカップヌードル完成です!
宙に浮いたようなカップヌードルを首にかけて歩くだけで、最強の宣伝になると思いました。実際、沢山の外国人が首にかけて周辺を歩いているのを目撃しました。なんだあれ?と振り返る人続出!
何個か作って、お土産にしても喜ばれると思います。
【テイスティングルーム】
カップヌードルファクトリーで作ったものをすぐに食べられるような一角がありました。庭の緑を見ながら、外から差し込む太陽が気持ち良い空間でした。
↓テイスティングルーム入口です。
↓大阪では手に入らないご当地ラーメンの自販機もありました。お湯が出てくる機械が用意されているので、食べることも出来ます。
【安藤百福(ももふく)とインスタントラーメンの軌跡】
↓世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」が誕生した安藤家の研究小屋を再現。
たとえ特別な設備が無くてもアイデア次第で、世界的な発明が生み出せる、というメッセージが込められています。
↓安藤百福と、インスタントラーメンの歴史や変遷などが年代順に展示されています。
↓「食」こそ全ての原点だ!
終戦後、食糧難となった日本では、おなかをすかせた人々が街にあふれ、栄養失調のために行き倒れになる人が後を絶ちませんでした。この悲惨な光景を見た安藤さんは「やっぱり食が大事。食がなければ、衣も住も、芸術も文化もあったものではない」と食の大切さを痛感しました。
↓安藤百福語録の一つ。「まず理想的な商品を作ってから、生産設備を考えよ。生産しやすい商品を開発の第一目標にしてはならない。」
目標が先。それを達成するにはどうしたらよいかは後で考える。ということですね。
↓扉を開いたら、昔のカップヌードルの自販機が現れました!
子供も飽きずに勉強できそうな工夫が随所にありました。
↓特許を公開し、インスタントラーメン産業を育てよう!
インスタントラーメンの特許を取った後は、社内で秘密裡にせずに、その全てを公開して、真似をしたい奴はして良いぞ!という、その心の大きさに感服です。
↓その発明魂は休まるところを知らず、近年では、チキンラーメン、カップヌードルに次ぐ第3の発明「スペースラム」(宇宙食ラーメン)にまで夢を膨らませます。
↓食創為世=「食べ物を通じて世のために尽くそう」
「事業を始めるとき、私には金儲けしようという気持ちはあまりなかった。何か世の中を明るくする仕事はないかと、そればかり考えていた」
たくさんの心に残る言葉が刻まれています。
【インスタントラーメン・トンネル】
↓「チキンラーメン」から始まる日清のインスタントラーメンのラインナップを展示。約800種あります。
↓1958年のチキンラーメンが最初の第一歩。
↓1971年、ついにカップヌードル誕生!
↓NOW ON SALEと書かれた左側は、今買うことができる商品です。
【ショップなど】
↓入ってすぐにショップがあります。チキンラーメン作り体験のお支払いもこちらで。
↓ひよこちゃんグッズ大集合。チキンラーメン作り体験で付けたエプロンも売っていました。
↓駐車場は建物の裏にあります。23台のみ。平日なのに満車です。人気の様子がわかります。料金は1時間300円と高めなので、近所のコインパーキングに停めました。
↓世界各地のインスタントラーメン大集合。各国の年間消費量をパッケージの量で表現しています。
世界的な広がりの一歩がここ池田市で誕生したと思うと感慨深いです。
96歳の生涯を閉じる最後まで「諦めない執念」と「クリエイティブな発想」を持ち続けた安藤百福さんの原点を知って楽しい、そして、作って食べてさらに楽しい、そんな体験型博物館。おススメします!
※投稿日:2018年6月22日
※どうか写真を含めて無断転載はご遠慮ください。
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