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猫の島「青島」|愛媛県の離島|島民9人に猫100匹

猫の島として有名な愛媛県の離島「青島」に行ってきました。島民9人(2018年10月時点)に対して、猫100匹以上。猫好きにとってはまさしく猫の楽園!

青島の向かい合った猫

■青島へのアクセスは定期船のみ

 

愛媛県大洲市の長浜と青島を結ぶ唯一の交通手段は定期旅客船(フェリー)「あおしま」です。島まではフェリーで35分(13.5km)。青島へは、このフェリー以外では行けません。(漁船やプレジャーボートなどでのアクセスは、法律で禁止されています。)

 

↓青島行きフェリーは2013年に新しくなりました。

青島フェリー

↓切符は港湾センターではなく、船内にて購入します。

青島フェリー看板

↓駐車場とフェリーの乗船場までのアクセスです。

↓こちらが、定期船に乗る人専用の駐車場(無料)です。国道378号線沿いにあります。駐車スペースは10台分。乗船場まで徒歩3分です。

青島のフェリー駐車場

↓駐車場はこの看板が目印!「満車の場合は、港湾緑地駐車場等(自己責任)を利用してください。」と書かれています。

青島のフェリー駐車場案内

↓駐車場前を通る幹線道路(国道378号線)は、ひっきりなしに車が行き交っており、駐車場に入るのにも一苦労。

青島のフェリー駐車場と道路

電車の人は、フェリー乗り場までは、JR伊予長浜駅(JR松山駅から約70分)より徒歩2分です。

 

青島がメディアやテレビで紹介されて有名になったことにより、土日祝や大型連休の日は、桟橋前に行列ができるそうです。

 

↓こちらの桟橋前に並んで待ちます。朝便は7時20分(出航40分前)から切符発売開始です。

青島のフェリー桟橋

この日(12月の平日)、朝7時過ぎにフェリー乗り場に到着すると、既に大人4人の姿がありました。しかし、飲み物や食料を買い忘れたみたいで、大慌てで自動車で買い出しに行き、フェリーの出航時間ギリギリに戻ってきて、滑り込みセーフ!

 

フェリー乗り場周辺にスーパーやコンビニはありません。最寄りのコンビニなどを紹介しておきます。

 

<コンビニ>:ローソン大洲長浜町拓海店:フェリー乗り場から1.5km(車で5分、徒歩20分)

<自動販売機>JR伊予長浜駅内(徒歩2分)

<スーパー>ショッパーズ長浜店:800m(車で4分、徒歩9分)

※朝9時オープンなので朝便の買い物には間に合いません。

 

◆青島へのフェリー注意点

 

◎天気に注意!

 

風が強く、海が荒れるとフェリーは欠航します。天気が良くても欠航することがあるため、天候をよく見定めて青島行きの日程を決めなくてはいけません。特に、等圧線の間隔が混む冬場は風が強く海が荒れるため、欠航する可能性が高いです(冬場は1ヶ月のうち半数は欠航、8日間連続欠航の年もありました)。

猫は、雨が降るといなくなります。猫に会いに行く人は、雨ではなく、風が弱い日を狙いましょう

あと、フェリー運航会社(青島海運有限会社)に電話(0893-52-2700)で「運航見込み」を確認した方が良いです。数日前には、大まかな見込みを教えてくれます。前日には、ほぼ確定の見込みを教えてくれます。

 

◎フェリーは朝と夕方の1日2便

 

猫とのふれあう時間を存分に味わうなら、朝便(8時発)に乗って夕方便(16時15分発)で帰るのがおススメです。

短期集中型の人(時間の無い人)は、夕方便(14時30分発)に乗り、島で1時間10分滞在後、折り返しのフェリーで帰るのもアリだと思います(朝便は折り返し待ち時間が10分しかありません)。

しかし、夕方便の青島行きの乗船人数には注意が必要です。それは、朝便で青島に行った観光客を乗せて帰らないといけないため(島内に宿泊施設は無し)、夕方便の青島行きは、定員(34名)から朝便で訪れた人数を差し引いた人数のみの乗船になります。

また、連休や春・夏休みなどは、乗船者が定員に達する場合が多く、朝の便でも乗船できない場合があるそうです。

 

◎島民の方が優先乗車

 

このフェリーは、島民の方の買い物など日常の足だけでなく、島民の生活用水や生活必需品の輸送など、きわめて重要な役割を担っています。島民の方が優先で乗車します。

 

◎フェリーは予約不可。大人一人往復1,360円(子供は半額)。観光客は荷物は一人2個まで無料。

 

【青島行きフェリー】

 

↓定員は34名と小さなフェリーです。写真右側がトイレです。こちらのドアの先の席(船の前側)は、冬はエアコンが効いていて温かく過ごせます。

青島のフェリー内部

船内で往復の切符を買った後は自由時間。船員のおじちゃんに、出航10分前には、船に乗るように言われます。この日の朝便は私たちを含め6人しか乗船していなかったので、「帰りの便は、切符を見せなくても良い(顔パス)」と言われました。

 

↓移動中は、外で風にあたるのも良いでしょう。

青島のフェリー出発

↓しかし、船の後ろ側はオープンエアー席で、備付のアルミベンチに腰かけていると、海水が掛かることがあります。気を付けましょう。

青島のフェリーのベンチ席

船は小さいですが、酔うことはないです。

 

↓愛媛県を離れ、青島までには、このように離島がいくつか見えてきます。

青島のフェリーから見る離島

↓段々と明るくなってきました!

青島のフェリーからの朝日

↓あっという間の35分で、見えてきました!青島!

青島のフェリー到着前

↓船着き場に向かって勢いよく走ってくる猫を発見!テンションが上がってきます!

青島のフェリー到着

↓青島に着くと、他の方のブログでもありましたが、私たちの時も、たくさんの猫がお出迎えしてくれました。

青島の餌お出迎え様子

桟橋で立ち止まりたくなりますが、フェリーからみんながスムーズに降りれるよう、フェリーの桟橋で立ち止まらず、そのまま上陸しましょう。

 

降りるやいなや猫に囲まれ、足元を取られ、踏んづけそうになります。早くも足のあたりをスリスリされ、餌をねだってきます。人間慣れしすぎている猫たちに、最初は驚きましたが、徐々に慣れてきます。

 

↓謎のスリスリダンス?で、welcomeな雰囲気を醸し出してくれます!

青島の餌お出迎えダンス

■青島滞在の注意事項

 

◎島には、来島者向けの施設やサービスはありません(車も1台も無い)。飲み物の自動販売機、スーパーなどのお店、来島者が手を洗うなどの水道は一切無く、現地で買い物することは出来ません(私も半信半疑で、「実は自販機ぐらいはあるんじゃないか」と思いましたが、本当にお金を使うところは何もありませんでした。)。フェリー乗船前に十分な量の飲み物、適度にお弁当などの食料を準備しておきましょう(ゴミは各自持ち帰りです)。特に飲み物はやや多めに用意し、脱水症状にならないようにしましょう。

 

島は観光地ではありません。島民の方の生活の場所です。島内は、観光客がどこでも自由に出入りできるわけではありません。島民の方のプライベート空間など立入禁止場所があります。静かに滞在しましょう。その他、自分がされて嫌なことは、やめましょう。

 

◎猫のエサは、決められた場所(エサやり場)であげましょう。

 

◎食べ物、飲み物以外に持って行った方が良いものは、折りたたみ傘(日除け、雨宿り場所無し)、ウエットティッシュ(猫を触った後、食事前などに、除菌タイプがおススメ)、暑さ寒さ対策など。

 

◎猫の爪はカットされておらず、人懐っこいので、座ると膝に乗ってきたり、いきなり鞄や服を引っかかれたりすることがあります。しゃがむと背中に乗ってきます。ニットの服やレザーの鞄など、傷をつけられて困る恰好で行くのは危険だと思いました。

 

↓トイレは、船着き場すぐにある待合所(写真左、赤い郵便ポストの奥にある建物)の中にあります。

青島の待合室

トイレは男女兼用で、水洗ではありません。トイレットペーパーは有りました。水道は有りますが、この水もフェリーで運んでいるため、利用は必要最小限にしないといけません。

また、猫を待合室に入れてはいけません。荷物が引っかかれるなど大変なことになります。

 

【青島で出会った猫たち】 

 

島内は一周4km程ですが、道が無いので島をぐるっと回ることは出来ません。30分~1時間ほどで全て見てまわれます。

 

↓船着き場沿いのこちらの道が島のメインストリートで、この道のドン付きに猫の餌やり場があります(船着き場から西へ徒歩2分)。

青島のメインストリート

↓餌やり場です。軽快にジャンプ、着地する猫をとらえています。

青島の餌場案内

↓なんとも和やかなまったりとした風景。非日常な空間で、癒されるひと時です。

青島の餌場の様子

餌をやりすぎると体調が悪くなるので、やり過ぎには注意です。余った餌は、待合室の中にある餌入れボックスに入れて帰れます。

 

↓季節は冬。島民の方が猫のために作った段ボールハウスで、仲良く団子になって温かく過ごします。下には、なんと、ホッカイロが投入されていました。

青島の段ボール箱

↓真剣なまなざしの先には、餌!猫のお母さん(島民の方)が弱った猫のために、一足先に、特別に餌を与えていました。

青島で餌を待つ猫2

↓順番を待ちきれずに居ても立っても居られません。

青島で餌を待つ猫1

↓猫じゃらしを持っていくのも良いと思います。猫じゃらしにつかまったまま宙に浮いています。すごい吸引力でした。こうしてみると、猫って意外に長い!

青島の猫と猫じゃらし

↓防波堤上の自由きままな猫2匹。青島では、全ての風景に猫がいる感じです。ゆっくりとした島時間が流れています。

青島の港の2匹の猫

↓のんびりしている猫が大半ですが、このように、時には俊敏な姿も見せてくれます。

青島の港と走る猫

↓魚を捕まえるのもお手の物!

青島で魚をくわえた猫

↓餌をめぐる攻防!

青島の梯子上の猫

【青島を一周】

 

↓平地の少ない青島。ほとんどが丘陵地で、少し登っていくだけでも気持ちの良い景色に巡りあえます。

青島の風景

丘陵地には猫がいませんが、平地から猫がずっと付いてきて、気づけば一緒に散歩していました。

 

↓最盛期(1942年)は889人の島民が居ましたが、今はほとんどの民家が廃墟と化しています。

青島の廃墟

↓島内に唯一の休憩所(吉岡幸子さんが経営)です。

青島の休憩室看板

1ドリンク付き500円。カフェとは違い、サンドウィッチなどの軽食は出ません。お弁当持参OK。お昼寝OK。10時オープン、不定休のようです。ドリンクメニューは、ベジタブルジュース、コーヒー、コーラなど。

 

島歩きに疲れたり、島民の方と語らいたい時、猛暑の時はお世話になりそうですね(島内には日陰となる場所はほとんどありません)。

 

↓休憩所は島の西側にあります。船着き場から西へ徒歩3~4分。

青島の休憩室の民家

↓猫の風太も休憩したいようで、開けてくれ!と待っているようでした。

青島の休憩室前の猫

↓休憩室の管理人さんからのお願いです。

青島の休憩室の紹介

■青島の知っトク情報

 

・無人島であった青島の始まりは、イワシの好漁場であることが判明し、1639年に、兵庫県赤穂市からの一族が移り住んだことによる。

 

・2013年、世界的に有名な動物写真家・岩合光昭さんが青島で撮影した写真がブログなどで紹介され、一躍脚光を浴びる。猫の島として観光客が押し寄せるようになった。

 

・来訪者急増に伴い、マナーの悪い人が多くなったため、同年、「青島でのルール」(餌やりの制限、ゴミの持ち帰り、水使用の制限、島民の暮らしを乱さないなどの項目)を策定。

 

・2014年、JR四国主催の『鉄道で行くネコの楽園「青島」と長浜探訪ツアー』が春から秋に月に一度行われ、青島へのチャーター便が運航されていた。

 

・2014年10月、「青島猫を見守る会」が発足。島の野良猫を「地域猫」として世話をすることになり、餌はほとんど、自己負担で賄っている。その後、ツイッターなどの呼びかけで、猫の物資が全国から届く。

 

・2018年、島民が9人、しかも全て70歳以上の高齢者となり、島民だけで猫の世話をすることが出来なくなり、全ての猫に不妊手術を行うことを決断。同年10月に、島内全部の猫に一斉不妊手術実施。

 

↓青島へ行ったら、ぜひ猫の足跡も見つけてみてください!

青島の餌の足跡

↓青島で観光客にも人気の猫「ドキンちゃん」!

青島の猫ドキンちゃん

飼い猫ではないのに、ドキンちゃんのように名前がついている猫もたくさんいます。ちなみに、鈴や首輪は観光客が気に入った猫に勝手につけたものとのことです。青島には多くの種類の猫がいるので、自分好みの猫が見つかるかも!

 

いつまでも見ていたい人懐っこい青島の猫たち。島に住む人がいなくなり無人島になったら、猫も居なくなるかもしれないと思うと、青島での滞在7時間で出逢った猫たちが愛おしく思えてきました。

 

【編集後記】

 

私たちが青島に行った翌日と翌々日の2日間、青島行きのフェリーが全便欠航したと知り、晴れて無事、青島に行けたことがラッキーな出来事であったと感じました。

 

帰ってから調べると、2018年10月2日〜4日、島内にいる全ての猫約200匹を対象に一斉に不妊、去勢手術が施されています(ほとんどの猫が手術をした証として「桜耳」になっていました)。そのため、今後は猫の数は減る一方で、増えることはありません。私たちが訪れた2018年12月に、子猫の姿が無かったのは、そのためですね。

 

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2018-12-28 | Posted in スタッフブログ